”遊び” と ”身体” の研究所

“こども”は遊びから学び、心身が育っていきます。また昨今、問題となっている高齢者の介護予防にも遊び要素はたくさん含まれてます。これから成長していく者、衰えを防止する者、遊びは身体を作ってくれます。そんな“遊び”と“身体”のことを根拠を用いて考えていこうと思います。中間層の興味のある健康分野も取り上げますので、時たま覗いていって下さいね。

武井壮に学ぶ!運動神経の高め方。

今をときめく百獣の王『武井壮

彼は瞬く間にTV出演が増え、今では大人気ですよね。

というのも、私は彼の考え方に非常に感銘を受けております。

過去の競技歴や運動への考え方、大きく言えば人生の考え方においても。

武井壮は陸上10種競技の日本チャンピョンであり、陸上以外でのスポーツも万能。

では、なぜ彼はそこまで運動神経を高めることができたのでしょうか?

 

その秘密は彼の口から語られていました。

「自分の体を思った通りに動かすことができる。誰よりも思った通りに動かせる練習をしてきた。思った通りに動かせるから練習量が少なくてもクオリティーが高い。」

とざっとまとめるとこのような感じです。

 

思った通りに体を動かす?

自分では無意識にそうしているはず?

しかし、そうなっていないのが人の身体なのです。

思った通りに動いていれば、ボーリングはいつもスコア300、バスケットのシュートも外すことなんてないでしょう。

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さて端的に答えると、これは『運動イメージ=ボディイメージ』が関与していると考えられます。

ボディ・イメージとは自分の体がどのような状態にあるかを、視覚を利用しなくても分かることを言います。(超絶簡単に言うとですが・・・)

例えば、鏡の前で目をつむって腕を横にまっすぐ伸ばして見てください。

そのあと、目を開けてまっすぐなっているかを確認してましょう。

おそらく、少し上がっていたり、少し落ちていたりするのではないでしょうか?

自分ではまっすぐのつもりが、実際はまっすぐなっていない。

これが運動イメージが完璧ではない証拠です。

難しいでしょう・・・・

 

この能力を幼少期から獲得できれば、どのような競技を行っても対応できる運動神経を養うことができるわけです。

 

これは人間の感覚が重要であり、

表在感覚(触覚・圧覚)、深部感覚・固有感覚(位置覚・運動覚・抵抗覚・重量覚)、平衡感覚などが関わってきます。

この力をどんどん伸ばしていき、子供の運動神経を高めてみましょう。

感覚や方法については少しずつ話していきますね。