”遊び” と ”身体” の研究所

“こども”は遊びから学び、心身が育っていきます。また昨今、問題となっている高齢者の介護予防にも遊び要素はたくさん含まれてます。これから成長していく者、衰えを防止する者、遊びは身体を作ってくれます。そんな“遊び”と“身体”のことを根拠を用いて考えていこうと思います。中間層の興味のある健康分野も取り上げますので、時たま覗いていって下さいね。

生後6か月児の発達をチェックしてみよう!

生後6か月頃になると、自分で欲しいものは手を伸ばして掴むようになります。

子どもは何にでも興味を示します。

そのため、飲み込んで危ない小物などは離れた高い場所に置くように心がけましょう

この手を伸ばすという動作は身体機能の向上のみならず、物的認識力など知能発達にも関係しています。

では、簡単な6か月児のチェックポイントをみていきましょう。

①手を伸ばして欲しいものをつかみますか?

②少しの間だけでも座ることはできますか?

③寝返りをしますか?

④ビスケットなどお菓子を手で持って食べますか?

⑤新聞や紙類を近くで広げると破りますか?

⑥母親の顔をみると、喜んで体を乗り出しますか?

 

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さて、最初は手の発達に関してです。

手の使い方は新生児では手を握っており、2か月で手を開き、3か月ではガラガラなどを持たせるとしばらく持っています。4か月で手に触れたものをつかみ、5か月で近くにあるものに手を伸ばします。そして、6か月になると自らの意思で欲しいものに手を伸ばすようになります。

 

座ることに関しては、両手をついてお座りの姿勢をさせてほんのわずか座っていられればOKです。

6か月後半になると、背中を丸くして両手をついて少しの間座っています。座れない時は、腰を支えると座れるかをチェックしてみましょう。

不安があれば、後ろに座り、もたれさせるようにして座る練習をしてもいいですよ。

寝返りは大部分の6か月児は可能ですが、みんなが元の姿勢に戻れるわけではないので、寝返って戻れなくても大丈夫。サポートしてあげましょうね。

寝ている姿勢では仰向けで、自らの足を美味しそうに口に持っていくことがあります。柔軟性の高い乳児だからこそなし得る技です。

 

手の発達としてしっかりモノを持つことができるので、お菓子など自ら持ち口に運ぶことができます。食べるのはまだまだ下手なので口に周りにいっぱいお菓子をつける可愛いポイントでもありますね。

また、この時期は破壊神としての頭角をメキメキと出してきます。

新聞やティッシュなどを破り散らかします。大人は「え〜・・・」となりますが、この仕草は知的な面を表すため、しっかり行っていることを確認しましょう。

 

この時期にようやく母親の認識が視覚的にしっかりでき、顔をみれば笑い、喜びの表現が大きくなります。さらに愛しさが倍増する時期ですね。自分は父親ですが・・・父親はもう少し後・・

では。