”遊び” と ”身体” の研究所

“こども”は遊びから学び、心身が育っていきます。また昨今、問題となっている高齢者の介護予防にも遊び要素はたくさん含まれてます。これから成長していく者、衰えを防止する者、遊びは身体を作ってくれます。そんな“遊び”と“身体”のことを根拠を用いて考えていこうと思います。中間層の興味のある健康分野も取り上げますので、時たま覗いていって下さいね。

こどもの健康

幼児期に身体の基本を身につけよう。

・身体の基礎を身につける 成長に伴い身体機能は向上していきます。 当然、その基本は幼少期に形成されます。 私が働いているリハビリでも、この基本的な能力の回復に力を入れています。 むしろ、その点がすべての基礎なので、絶対に獲得しなくてはいけない…

身体活動を詳しく考えよう。

・遊びだけではない。身体活動ってなんだ? まず、遊ぶ(身体を動かす遊び)はエネルギーを消費しているというのはイメージがつきやすいですね。 それがいわゆる運動によるエネルギー消費です。 おとなも子どももダイエットや体力作りといえば、この運動を想…

幼児期に身体を使うことを覚えさせよう。

・毎日60分以上、楽しく身体を動かすこと 幼児期運動指針では、毎日60分以上楽しく身体を動かすことを推奨しています。 ここでのポイントは”身体を動かすこと”! 決して運動をしなさいとは言っていないのです。 つまり、運動をする=遊ぶ=身体を動かすとい…

子どもの遊ぶ環境が与えるものとは?

・大人の役割は環境を与えると述べましたが・・・ まず、環境というのは遊ぶ場所という認識です。 というのは、環境というのは2種類で捉えることができます。 まず1つ目は、前述している遊ぶ環境というものです。 これは、外部環境とでもいいましょうか。 …

危機を感じるレベル!こどもの体力低下・・・

2020年の東京オリンピックで盛り上がる我が国日本。 前回の東京オリンピック(1964年)以降、10年間ほどはこどもの身長・体重は年々増加し、その成長に伴い運動能力や体力も向上していました。 しかし、、、1985年頃より下降気味となり、 2010年を過ぎたあた…

大人の考えがこどもの肥満を減らす。

糖尿病いわゆる生活習慣病は日本人の国民病といっても過言ではありません。 そんな生活習慣病、以前は”成人病”と呼ばれていました。 なぜ呼び方が変わったの? それは成人ではなくとも発症する可能性が指摘されてきたからです。 言い換えれば、”こども”でも…