”遊び” と ”身体” の研究所

“こども”は遊びから学び、心身が育っていきます。また昨今、問題となっている高齢者の介護予防にも遊び要素はたくさん含まれてます。これから成長していく者、衰えを防止する者、遊びは身体を作ってくれます。そんな“遊び”と“身体”のことを根拠を用いて考えていこうと思います。中間層の興味のある健康分野も取り上げますので、時たま覗いていって下さいね。

遊び

高齢者の運動を取り入れよう。

◽️家でできる簡単な遊びを作ろう。 高齢者の認知予防や身体機能の維持は、言い換えれば必要な機能を落とさないようにするものです。 ということは、その必要な機能は子ども達がこれから獲得していくものです。 今日は、高齢者がデイサービス(通所介護といっ…

遊びを発想する練習をしてみよう。

⚪️どのような遊びが出来るか考えてみよう。 この写真をみて、どのような遊びが考えられますか? 奥にあるのは子ども用のアンパンマンのおもちゃ。(大人用のアンパンマンのおもちゃはないですがね) 左にみえる物は、子どもが押して遊ぶ物です。 普通なら、…

遊びは発想で作っていこう。

⚪️思いついたことを遊びにしちゃおう! 遊びって、鬼ごっこ・隠れんぼ、ブランコ、滑り台など何かルールがあるものばかりではありません。 ここでいうルールとは、『鬼ごっこ』であれば鬼がタッチすると鬼が変わる、『隠れんぼ』であれば鬼が見付ければ終わ…

危ないから止めなさい!はやめましょう。

⚪️ 危ないからダメ、それもダメ!になってない? 最近、公園の遊具が減ってきたいる印象がある。 その背景として、子どもが怪我をしたらどうするのか・・・ということがある。 確かに思い返せば、我々の小学生時代に校庭にあった遊具は危険なものもあったと…

幼児期に身体の基本を身につけよう。

・身体の基礎を身につける 成長に伴い身体機能は向上していきます。 当然、その基本は幼少期に形成されます。 私が働いているリハビリでも、この基本的な能力の回復に力を入れています。 むしろ、その点がすべての基礎なので、絶対に獲得しなくてはいけない…

身体活動を詳しく考えよう。

・遊びだけではない。身体活動ってなんだ? まず、遊ぶ(身体を動かす遊び)はエネルギーを消費しているというのはイメージがつきやすいですね。 それがいわゆる運動によるエネルギー消費です。 おとなも子どももダイエットや体力作りといえば、この運動を想…

幼児期に身体を使うことを覚えさせよう。

・毎日60分以上、楽しく身体を動かすこと 幼児期運動指針では、毎日60分以上楽しく身体を動かすことを推奨しています。 ここでのポイントは”身体を動かすこと”! 決して運動をしなさいとは言っていないのです。 つまり、運動をする=遊ぶ=身体を動かすとい…

子どもの遊ぶ環境が与えるものとは?

・大人の役割は環境を与えると述べましたが・・・ まず、環境というのは遊ぶ場所という認識です。 というのは、環境というのは2種類で捉えることができます。 まず1つ目は、前述している遊ぶ環境というものです。 これは、外部環境とでもいいましょうか。 …

子どもの体力作りには環境を与えることが大切!

・子どもの体力をつける誤解 子どもの体力低下を防止するためには、もちろん体力作りが必要です。 体力=運動と言うイメージを持ちやすいのではないでしょうか? ”運動”というと、スポーツをしたり、走ったり、少しハードなことを思い浮かべるかもしれません…

”遊び”の本質とは何か?

「遊びに行こう」 小学生の頃は、よく使っていた言葉。 大人になるにつれて、なんだか遠くなった気がする言葉。 特に何も考えたことのなかった「遊び」の定義。 Wikipediaによれば知能を有する動物(ヒトを含む)が、生活的・生存上の実利の有無を問わず、心…